紅白梅図屏風のレプリカなどを受ける鹿野さん(右)と福島さん(中央)=桃山町のMOA美術館

 ■横浜のカップルに記念品

 熱海市桃山町のMOA美術館で2日、「リニューアル記念名品展+杉本博司『海景―ATAMI』」の入館者が5万人を数え、横浜市のサービス業鹿野貴士さん(34)と、福島美香さん(38)に記念品が贈られた。

 先月5日に再開館し、19日には2週間で3万人を達成、一日平均2千人を上回るペースの入館者があり、26日間で5万人の節目を迎えた。

 鹿野さん、福島さんには同美術館のガイドブックと、館内施設「一白庵」で抹茶と和菓子が楽しめるペア招待券、紅白梅図屏風(びょうぶ)のミニチュアレプリカが贈られた。同美術館の斎藤泰彦美術文化部長がプレゼンターを務めた。

 鹿野さんは「昨夜、旅行で市内に泊まった。ホームページでMOA美術館のリニューアルは知っていたので、行ってみたいと思い、旅行先に初めて熱海を選んだ。(自分たちが)ぴったりの5万人とは思わず、うれしかった。そろそろ結婚を考えているところで、いい思い出になった」と話した。

 斎藤部長は「リニューアルの効果で来館者が続いている。ストロボをたかなければ展示品を撮影することができるようになった。会員制交流サイト(SNS)などで写真が発信され、美術品を身近に感じてもらえている」と話した。

 現在開催中の作品展は14日まで。同美術館は当初、期間中7万人の来館者を見込んでいた。

 【写説】紅白梅図屏風のレプリカなどを受ける鹿野さん(右)と福島さん(中央)=桃山町のMOA美術館