14社の面接用ブースが並ぶ合同面接会=市総合福祉センター

 熱海市は8日、市総合福祉センターで「熱海でお仕事・合同就職面接会」(ハローワーク三島・伊東・沼津・御殿場・小田原共催)を開いた。14社が面接用ブースを設けたものの、来場した求職者は4人。市産業振興室の担当職員は「求職者が少ないのか、面接会の情報が届いていないのか、背景を分析していきたい」と話した。

 サービス業を中心とした業種で人手不足が続く中で、静岡労働局と結んだ雇用対策協定事業の一環として前年度に続いて実施した。

 ブースを設けた各社の業種は旅館・ホテル、高齢者福祉施設、メンテナンス、警備、タクシーなど。来場者が少ない状況に、参加企業の受け止め方はさまざまで担当者からは「どう捉えていいのか…」という戸惑いや「想定内。次世代の担当者が雇用の現状を知る機会になると思い参加した」という声があった。「人手不足は切実な問題。今後も合同面接会を頻繁に開いてほしい」と話す人もいた。

 同市の昨年11月の有効求人倍率は2・24倍(実数値)で、全国や県と比べても高い状況が続いている。担当職員は「働きたい人がほぼ働けていると言えるのかもしれない」としながらも、労働人口が少ない状況を踏まえ「働ける人を市外に求めたり、業種によっては働き方を多様化させることを考えてもらったりする必要があるのではないか。いろいろな側面から雇用の問題を考えていきたい」と語った。

 【写説】14社の面接用ブースが並ぶ合同面接会=市総合福祉センター