テレビ番組のロケなどを支援する熱海市の事業「ADさん、いらっしゃい!」で、市は8日、担当職員の2015年度残業時間が約1100時間、最多の9月で約160時間に上り、16年度も1月途中までで約580時間あることを明らかにした。熱海市議会2月定例会一般質問で米山秀夫氏の質問に答えた。

 米山氏は「熱海市職員の時間外勤務の限度は1カ月45時間、年360時間と書かれている。厚生労働省は1カ月おおむね100時間、2~6カ月にわたった月80時間を超える時間外労働は過労死の発症と関連が評価できるとしている」と、職員の増員と担当職員の負担軽減を求めた。

 森本要副市長は「昨年度1100時間が本年度は580時間に減らしている。有休の取得、振り替えを使いながら適正な労働時間を考えていかなければならない」と答えた。

 米山氏は「市の規定の360時間を本年度もオーバーしている。160時間は過労死の倍働かせている」と改めて指摘した。