著書を手にする加藤さん

 ■「授業などに役立てて」

 熱海市立小中学校の元教諭で元琉球大教授の加藤好一さん(68)=伊東市鎌田=はこのほど、著書を相次いで出版した。中学で歴史を教える教諭向けの「探究を生む歴史の授業・上」と、琉球大での最終講義を収めた「43年 次へのバトン」で、「授業などに役立ててもらえるとうれしい」と話した。

 「探究を生む―」は旧著「歴史授業プリント・上」を全面改訂し、子どもが生き生きとする授業をつくるヒント、小中連携の具体例、地域に根差した授業づくりの方法などを示した。テーマごとに授業の進め方を導入・展開・まとめに分けて記し、資料を添えた。

 熱海や沖縄の事例も盛り込んでいて、「地域の歴史を学ぶと、日本の歴史の見え方が豊かになる。地域から授業をつくることを大切にしてほしい」と話す。地歴社発行で本体価格2300円。

 もう一冊は、最終講義・講演集で、43年にわたる教員としての歩み、現場での自身の学びをまとめた。50冊以上の著書を一覧にし、著作の狙いや込めた思いも記した。発行は加藤さん自身で、500円(税抜き)で配る。

 問い合わせは加藤さん〈携帯090(6766)4672〉へ。

 【写説】著書を手にする加藤さん