新造船と養殖、畜養にあたる山村さん(奥)、土屋隆相談役=網代港

 ■10年ぶり、港内養殖、蓄養に使用 

 熱海市網代の網代漁業株式会社(泉沢宏社長)は2日、網代港で新造船「第八鵬漁丸」(9・7トン)の進水式を行った。主に港内の養殖、畜養に使われる船で、事業の拡大に向け新たな船を用意した。同社の新造船は2007年の第28鵬漁丸以来10年ぶり。

 進水式には社員23人が参列、中村誠漁労長が「船の安全第一で、けがのないよう頑張ってほしい」とあいさつした。

 近郊に造船所がなく、船は九州の長崎県で造られた。5日間ほどかけて航行し、同港に着いたという。

 網代港内に設置するいけすでハマチの養殖などを行っている。出荷を除くと日頃の作業は主に餌やりで、これまでは船外機を付けた伝馬船に餌を載せて運搬していた。

 新造船は幅が4・5メートルあり、イワシ、サバの切り身などの生餌なら約1トンを載せることができる。数人から10人で作業が可能だという。

 養殖、畜養事業は主に山村豊さん(29)が担当し、新造船を使って作業する。

 【写説】新造船と養殖、畜養にあたる山村さん(奥)、土屋隆相談役=網代港