30回にわたる本紙連載を一冊に収めた「湧くwork熱海温泉」

 ■温泉誌と違う視点の“外伝”

熱海温泉誌作成実行委員会(内田実代表)が、本紙に30回にわたり連載した「湧くwork熱海温泉」をまとめた冊子が完成した。熱海市が市制施行80周年記念日の10日に発行し、桃山町のMOA美術館能楽堂で開く記念式典・フォーラムの出席者らに配る。

 伊豆各地の住民らに同誌発行を周知するとともに、資料の掘り起こしにつなげたい―と、同実行委が2014年10月に連載をスタートさせた。編集委員を中心に温泉誌執筆にあたった専門家・研究者が、温泉誌では紹介できなかったテーマや同誌に関連する題材などを取り上げ、文章を寄せた。17年3月まで毎月1回、「熱海新聞」「伊豆新聞」「伊豆日日新聞」に掲載した。

 冊子は熱海の温泉の歴史に興味をもってもらう手軽なツールとして、また温泉誌の“付録”として活用を図ろうと作製した。A4変形判32ページ。温泉誌の表紙にあしらわれた梅と桜を、冊子の表紙と裏表紙にそれぞれデザインした。内田代表は「温泉誌とは少し違う視点で書かれた“外伝”。読み物になっているので、手軽に楽しんでほしい」とアピールする。

 5千冊を発行。10日以降、市立図書館などで無料で配る。問い合わせは同実行委事務局〈電0557(86)6408〉へ。

 【写説】30回にわたる本紙連載を一冊に収めた「湧くwork熱海温泉」