1本の木がようやく三分咲きになった三春滝桜=伊豆山の姫の沢公園

 ■例年より遅め、三分咲き

 熱海市伊豆山の姫の沢公園で、福島県の磐梯熱海温泉から苗木を受けた枝垂桜「三春滝桜」が咲き始めた。

 園内のアスレチックコース沿いにある「青少年広場」に4本が植わる。最も大きい高さ4メートルほどの木が三分咲き、ほか3本はちらほら咲き。同公園施設事務所によると、1週間から10日ほど遅いペースだという。

 同県三春町の滝桜は樹齢が千年以上で、1922年に国の天然記念物に指定された。開湯800年を迎えた同温泉が89年に、熱海の梅の苗木と交換した。

 16日に同公園で開かれるトレイルラン大会に申し込み、湯河原町からコースの下見に訪れた中瀬由香さん(39)は「公園のホームページに載ってなかったので、滝桜があるのを初めて知った。おにぎりを持って花見に来れば楽しめそう。来週の大会までに、見頃になっていればいいと思う」と話した。

 【写説】1本の木がようやく三分咲きになった三春滝桜=伊豆山の姫の沢公園