2019年夏の開園を目標に認定こども園として大規模改修が行われる小嵐保育園=桜町

 ■19年9月開園目指す

 熱海市は本年度、市立の認定こども園整備事業に着手する。市立の小嵐保育園の施設と第二小の余裕教室を活用し、0~5歳児240人定員のこども園を新設する。開園は2019年9月を計画している。こども園開園に伴い、小嵐保育園と市立緑が丘幼稚園は廃園とする。

 同市には現在市立の幼稚園6園(網代は本年度休園)と保育園3園、民間の保育園3園と、認定こども園であるMOAこども幼児学園がある。女性の社会進出などにより保育園の需要は年々高まる一方、幼稚園は定員割れが相次いでいる。認定こども園はこうした高まる保育園のニーズと、定員割れする幼稚園の再編も兼ねた幼保一体の効率運営を目指して整備する。

 計画では耐震性能に劣る小嵐保育園を耐震補強・改修して0~2歳児、近隣の第二小地階の余裕教室に3~5歳の施設を整備する。3~5歳は幼保で同じ学級運営とする。このほか、子育て支援策として時間外保育、病後児保育、一時預かりなどのサービス提供も検討するとしている。

 本年度は約6千万円を投じて耐震性能の調査と基本・実施設計を行い、来年度、児童の学業や保育に支障が生じない夏休みなどに改修工事を進める計画。緑が丘幼稚園の廃園時期については保護者らの意見を聴いて決めるという。

 市教育委員会の担当者は「母親と子どもが過ごしやすく快適な施設で、特色ある保育を行うこども園を目指す」と話した。

 【写説】2019年夏の開園を目標に認定こども園として大規模改修が行われる小嵐保育園=桜町