隈研吾さん設計のカフェのイメージ図

 熱海市のアカオハーブ&ローズガーデンに今秋、新たなカフェが誕生する。設計は日本を代表する建築家隈研吾さんが手掛け、さきごろ着工した。同ガーデンを運営するホテルニューアカオは「新たなランドマークにしたい」と話した。

 ■「自然と共鳴した空間」

 隈さんの「自然と共鳴した空間」というコンセプトに同社が賛同し、設計を依頼した。カフェは木造平屋建て、床面積約140平方メートルで、中心には8センチ角のヒバを積み上げて一本の大きな幹をつくり、建物が一本の大きな木を表現する。建物の強度を上げるために炭素繊維のワイヤを張る特殊な構造で、外装にはガラスを用い、ガーデンに溶け込むようなデザインになるという。

 建設地は、相模湾を望む日本庭園の一角で「ガーデン内でも最も見晴らしの良い場所」(同ホテル)で、オープンは9月中旬の予定。店内ではオリジナルスイーツのほか、雑貨などを販売する。

 隈さんは、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の設計を担当。市内では、これまでに春日町の宿「ATAMI海峯楼(かいほうろう)」を手掛けている。

 【写説】隈研吾さん設計のカフェのイメージ図