■「団体活動が浸透」

 熱海市雑紙回収プロジェクトや熱海女性連絡会を中心に市民が進める雑紙回収で、市がまとめた2016年度の回収状況によると、月平均の回収量は223・8キロで、15年度の164・1キロを36%上回った。

 包み紙やメモ用紙などの各種雑紙と紙パックを回収する事業で、15年5月からスタートした。現在は市役所第1庁舎と総合福祉センターの2カ所に回収ボックスが置かれている。

 15年度は10カ月間の合計が、雑紙1536キロ、紙パック105キロの1641キロだった。16年度は雑紙が2507キロ、紙パックが179キロの計2686キロあり、約1トン増えた。担当の市協働環境課の職員によると、両手に雑紙を入れた袋を提げて回収ボックスに入れてくれる熱心な市民もいるという。

 これまで15年12月に3福祉施設、16年7月に6保育園、16年7月に6幼稚園の計3回、雑紙と交換したトイレットペーパーを、各回300個ずつ寄贈している。次回は6月に小学校へ贈る予定という。

 同課の山田賢二課長は回収量の増加について「住民の協力で成り立っている事業。活動を推進する各団体の結び付きから、それぞれの団体の地元に活動が浸透しつつある結果だと思う」と話した。