熱海署がスクランブル化も視野に歩車分離式交差点にすることを検討している市役所前交差点=中央町

 ■歩行者安全に「必要」

 熱海署は20日、2017年度交通規制審議会を同署で開き、熱海市中央町の「市役所前」「総合庁舎入り口」の両交差点について、本年度中にいずれかを歩車分離式にすることを決めた。県警本部、県などと協議し、市内初のスクランブル交差点にすることも検討するという。

 市、県、交通安全関係機関の関係者ら15人が出席して審議した。同署によると、両交差点は歩行者と車両の往来が多い。昨年は歩行者がからむ事故の発生はなかったが、従来から事故の多い交差点であり、歩行者の安全確保には歩車分離が必要と判断した。スクランブル化に向けては交差点角のガードパイプ撤去などの課題があるとしている。

 このほか、横断歩道、駐車禁止区間の新設や廃止など26カ所の規制見直し、信号機制御更新の計画案を了承した。冒頭のあいさつで同審議会の原英之会長は「交通死亡事故ゼロ500日を達成し更新を続けている。審議会で話し合われることが事故減少、渋滞の緩和などにつながっていく」と述べた。奥田交治署長も交通環境整備などの規制が事故防止対策の重点の一つであることを強調した。

 【写説】熱海署がスクランブル化も視野に歩車分離式交差点にすることを検討している市役所前交差点=中央町