県の担当者の案内で真新しい階段を見学する和田の会の会員(上の4人)=和田

 県はこのほど、熱海市和田の和田川河口付近に河川に下りる管理用階段を造った。河川清掃などを行う地元ボランティア「和田の会」の要望に応えて設置した。

 周辺町内会長経験者8人でつくる同会は年年4~6回、同河川の清掃活動に励んでいる。作業時は護岸に設置された金属製の簡易タラップで河川に下りているが、危険な上に回収ごみの引き上げに苦労しており、管理者である県に階段の設置を要望していたという。

 約300万円を投じて設置した階段は幅1メートル、高さ5メートルのコンクリート造り。20日には現地で同会の山田喜久雄会長ら会員4人、県熱海土木事務所の担当者2人が参加して階段門扉の鍵の引き渡しを行った。山田会長は「会員は高齢者でタラップを下りるのが大変だった。今後も清掃に励み、市民や観光客に親しまれる和田川にしたい」と喜んだ。担当者は「清掃を行ってもらって県としても助かっている」と話し、施設を会員に披露した。

 【写説】県の担当者の案内で真新しい階段を見学する和田の会の会員(上の4人)=和田