涼味たっぷりのてころてんを味わう行楽客=初島

 ■実演、販売など盛況 

 熱海市の初島で1日、恒例の「初島ところ天祭り」(実行委員会主催)が始まった。特産のテングサで作ったところてんが1杯100円の特別価格で販売され、行楽客が手作りの味に舌鼓を打った。5日まで。

 酢じょうゆ、黒蜜に加え、初島区婦人部特製の“初島風みそだれ”があり、行楽客は好みの味付けで食べた。部活動の仲間5人と一緒に、都内から日帰り旅行で訪れた大学生篠子朱里さん(21)は「みそだれがめっちゃおいしい。もう一杯食べたい」と声を弾ませた。名古屋市から家族旅行の帰りに寄ったという会社員渡辺正樹さん(46)は「さっぱりして、おいしい」と満足そうに語った。

 会場の一角では、実行委員がところてん作りを実演し、大鍋でテングサを煮たり、ざるや布でこしたりする作業が行楽客の注目を集めた。サザエのつぼ焼きコーナー(3日まで)、土産用のところてん、テングサの販売コーナーのほか、海洋生物展示コーナーを特設した。ナヌカザメやエイなどが間近で見られるとあって子どもたちを喜ばせた。

 大型連休イベントで42回目。実行委員会は期間中、1万人の来島を見込んでいて「天気に恵まれ、気温が高くなりそうなので、多くの人にところてんを食べて涼味を感じてもらえたらいい」と話した。

 開催時間は午前10時~午後4時。

 【写説】涼味たっぷりのてころてんを味わう行楽客=初島