ビンゴゲームを楽しむ家族=多賀の長浜海浜公園

 ■多賀観光協、特設市で家族連れ挑戦 

 「こどもの日」の5日、熱海市内の観光施設や商業施設では、各地で子ども向けのイベントが繰り広げられた。親子連れが大型連休後半の一日を楽しんだ。

 多賀の長浜海浜公園では、7日までを開いている多賀観光協会が午前、午後の2回、ビンゴゲームで子どもたちを楽しませた。

 午前の部では、うみえーる長浜のウッドデッキに家族連れ客が集合、400枚のカードを子どもたちに配った。イカメンチやワカメラーメンなどを販売する店舗(13店)で使える商品券13枚を景品に、ゲームをスタートした。

 同協会の職員が番号を一つずつ読み上げるたび、ステージを囲んだ子どもたちから「あったー」「ない」「リーチ」などの歓声が響いた。ビンゴーを完成した子どもたちが商品券を受け取ると「あと何枚」などの声も飛び、ゲームが盛り上がった。

 清水町から訪れた会社員の飯田友也さん(38)の一家は子ども3人がゲームに挑戦した。トリプルリーチになったが、もう一歩届かなかった大智君(清水西小2年)は「とても面白かった。またやりたい」と話した。

 ■中国こまの大技披露 ユウキさんがパフォーマンス

 JR熱海駅ビル「ラスカ熱海」では、熱海市出身のパフォーマーのYu−Ki=ユウキ=さん(31)が、中国こま(ディアボロ)などを使ったジャグリングを披露し、集まった大勢の子どもたちを喜ばせた。

 同施設が大型連休の「こどもの日」に企画した。ユウキさんが、竹馬を使った足長の芸で館内を回ったほか、屋上でパフォーマンスを繰り広げた。

 細長くふくらませた風船を飲み込む芸や、円い筒の上に置いた板の上で、ボーリングのピンに似たクラブを使う芸で子どもたちを引き付けた。

 最後は最も得意とするディアボロで三つを同時に回転させるなどの大技を繰り広げた。集まった観光客や買い物客から「すごい」などの歓声が上がり、盛んな拍手が続いた。

 ■懐かしの歌満喫 大庭さんコンサート

 昭和町の起雲閣では午前と午後の2回、童謡歌手大庭照子さんを招いた「カジュアルコンサート」が開かれた。午前の部には親子ら約60人が訪れ、懐かしい歌に耳を傾けた。

 NPO法人日本国際童謡館の館長も務める大庭さんは、全国各地の学校を巡るスクールコンサートのエピソードなどを交え「仰げば尊し」を紹介した。乳幼児を連れた親子に語り掛けた後、「ゆりかごのうた」を優しく歌い上げた。

 会場には熱海市出身の俳優砂塚秀夫さんが同施設に寄贈した昭和初期の鯉のぼりが飾られた。大庭さんが年代物の鯉のぼりを示しながら「こいのぼり」を美しい歌声で聞かせた。

 来館者も一緒に口ずさんだり、大庭さんの後を追い掛けて歌ったり、楽しい時間を過ごした。同施設を管理するNPOあたみオアシス21が初めて開いたコンサートで、会場には小学生以下の子どものほか、高齢者の姿も目立った。

 【写説】ビンゴゲームを楽しむ家族=多賀の長浜海浜公園

 【写説】ディアボロで子どもたちを引き付けるユウキさん=田原本町のラスカ熱海

 【写説】童謡コンサートを楽しむ家族連れ=昭和町の起雲閣