委嘱状を手渡す三田教育長=市いきいきプラザ

 熱海市教育委員会は11日、市いきいきプラザでいじめ問題対策連絡協議会を開いた。委員9人に委嘱状を交付し、いじめ防止に向けた取り組みについて意見を交わした。任期は2年。

 同協議会は2015年4月に市が施行した「いじめ問題対策連絡協議会等条例」に基づき設立。委員は教育関係者、市職員、警察官らが務め、いじめの未然防止を図る。

 三田光行教育長が委嘱状を手渡し「いじめを地域の問題として考え、起こさないことが重要。大切な子どもたちのため尽力してほしい」と呼び掛けた。役員選出で生涯学習課教育相談室の柳田恭一さんを会長に選出した。

 事例報告では16年度の小中学で起きたいじめの件数、内容を説明。件数は29件と前年度に比べ20件増加し、内容は「冷やかし・からかい」が最も多かった。委員からは増加の理由について質問があり、「各学校により多くの報告を求め、子どもたちに目が行き届いている状態をつくった。多くの報告を受け、一つ一つ問題を解決するという方向に向かっている」と説明した。

 協議会は年3回開き、市内の現状を把握し、状況にあった対策を検討していく。

 【写説】委嘱状を手渡す三田教育長=市いきいきプラザ