出産でずれが生じた骨盤のケアに取り組む参加者=熱海のホテルニューアカオ

 ■温泉、食事、運動など楽しむ

 出産後の母体の回復と心身のケアを図る熱海市の産後ケア事業「ホテルでリフレッシュママ」が11日、スタートした。子どもを預けてホテルで温泉やランチ、健康運動を楽しむ県内初の取り組み。初日は5人がリゾートホテルで優雅に心と体をリフレッシュした。

 熱海のホテルニューアカオの協力を得て本年度事業化した保養型ケア。出産後2~6カ月の母親を対象に、自己負担3千円で子どもを別室の保育士に預けて入浴やランチ、お茶、骨盤ケア、マッサージなどを楽しむ。

 初日は初産を経験した20歳から30代後半まで、出産を終えて育児に奮闘中の母親がくつろぎのひと時を過ごした。骨盤ケアでは健康運動実践指導員・笠原知子さん(神奈川県湯河原町)の指導で、出産と育児でずれが生じた骨盤を修正するストレッチに挑戦。この場で打ち解けたママ友と笑顔を向け合って体をほぐした。

 昨年12月に第2子を出産した泉の伊藤千景さん(38)は「主人に子どもを預けて行く買い物ぐらいしか自分の時間がなかったのでうれしい。のんびり過ごしたい」と笑顔で話した。

 核家族化、少子化で体調不良や育児への不安を周囲に相談できずに抱え込む妊産婦は少なくない。同市はそうした女性の心身をケアし、不安や負担を軽減しようと、産後ケア事業を拡充しており、リフレッシュママもその一つとして行った。本年度は来年3月まで計6回行う予定。定員は各回5人。

 詳しくは市健康づくり課〈電0557(86)6293〉へ。

 【写説】出産でずれが生じた骨盤のケアに取り組む参加者=熱海のホテルニューアカオ