稚魚を放流する児童たち=曽我浦沖

 熱海市の大熱海漁協(遠藤哲也組合長)は12日、曽我浦沖と伊豆山港沖でヒラメの稚魚を放流した。市立第二小、伊豆山小の5年生も参加し、放流体験を通じて地域産業・水産資源について理解を深めた。

 子どもたちに海の資源を守る大切さを知ってほしいと毎年両校の児童の協力を得ている。稚魚は4月18日に県温水利用研究センターから運び込まれ、熱海港の水槽で中間育成した5千匹。体長は3~6センチで、1年で30センチほどに成長するという。

 第二小児童は熱海港で水産技術研究所伊豆分場主幹の吉川康夫さんから栽培漁業について説明を受けてから、3隻の漁船に分乗し出港。バケツに入った稚魚を丁寧に海に放った。渡辺晃平君は「まだ小さくて海に放すのがちょっとかわいそうだった。大きくなってほしい」と話した。

 【写説】稚魚を放流する児童たち=曽我浦沖