来館者の目を引き付ける国宝「紅白梅図屏風」=MOA美術館

 ■野鳥保護つどい合わせ限定企画

 熱海市桃山町のMOA美術館で13日、尾形光琳筆「紅白梅図屏風(びょうぶ)」をはじめとする、同館所蔵の国宝3点の特別同時公開が始まった。市内で開催される第71回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」に合わせた期間限定企画で、14日まで。

 同屏風と、古筆三大手鑑(てかがみ)の一つ「翰墨城(かんぼくじょう)」、京焼の大成者・野々村仁清作「色絵藤花文茶壺(つぼ)」を展示した。国宝3点を同時に鑑賞できるめったにない機会とあって、来館者は熱心に見て回った。

 義母の米寿祝いの熱海旅行で訪れたという埼玉県所沢市の岡林孝子さん(56)は「紅白梅図屏風を見られるとは思わなかったので、ラッキー。見応えがあった」と満足そうに話した。

 14日は学芸員による美術セミナーを、館内スタジオで開く。午前11時からと午後1時半からの2回で、入館料のみで聴講できる。問い合わせは同美術館〈電0557(84)2511〉へ。

 【写説】来館者の目を引き付ける国宝「紅白梅図屏風」=MOA美術館