7・5メートル岸壁に着岸するにっぽん丸=熱海の熱海城前から撮影

 ■芸妓衆、歓迎の舞披露

 大型客船「にっぽん丸」(商船三井所有)が23日、乗客425人を乗せ熱海市和田浜南町の熱海港に寄港した。歓迎セレモニーや花火大会見学などを通して、乗客が熱海の夏を楽しんだ。

 2万2472トン、全長166・6メートルの船体が熱海港の水深7・5メートル岸壁に着岸した。船内で行われた歓迎セレモニーで斉藤栄市長は「国の施策でクルーズ船の誘致が行われているが、10年前ににっぽん丸が来て、今回で10回目。にっぽん丸が熱海に入ってくることは、熱海の価値を高める」とあいさつした。

 久保滋弘船長ら乗組員3人に斉藤市長らが花束を贈った。久保船長は「満員の乗客を乗せ、熱海に帰ってきた。もてなしを受け、乗客も熱海の魅力を存分に楽しんでもらえると思う」と話した。

 三味線や太鼓の演奏に合わせて、熱海芸妓(げいぎ)が歓迎の舞を披露し、乗客らを喜ばせた。オプショナルツアーは、富士山を望む大つり橋三島スカイウォークと来宮神社、起雲閣と箱根観光などを用意し、希望者がバスやタクシーで目的地に向かった。

 同客船は、午後3時に熱海港を離岸し、沖合に停泊して花火大会を観賞した後、仙台へ向かった。

 【写説】7・5メートル岸壁に着岸するにっぽん丸=熱海の熱海城前から撮影