鹿田さん(左)の食育講話に耳を傾けるPTA会員=第一小

 熱海市立第一小PTA(高橋一孝会長)はこのほど、「食育」をテーマにした講演会を同校で開いた。会員21人が市健康づくり課の管理栄養士・鹿田しげみさんから、市内児童の食の問題や、家族で食卓を囲む「共食」の大切さについて聞いた。

 鹿田さんは子どもたちの食生活事情を調べたアンケート結果などを踏まえ、「家庭での食事は一生の食習慣の基盤になる」と強調した。朝食や栄養素について○×クイズを通して解説し、朝食作りのポイントに「あったかいもの」「タンパク質のもの」などを挙げた。

 また子どもの「孤食」はコミュニケーション能力が欠如しやすい、無気力になりやすい、栄養状態が悪くなる―などの傾向があると指摘。一方で「共食」は「家族のコミュニケーションを図る、おいしさが増し消化吸収がよくなり情緒安定にもつながる―といった影響がある」と語った。

 手作りマヨネーズとすいとんのレシピも紹介し、夏休み中の親子でのチャレンジを呼び掛けた。

 同校PTAは、今秋の市PTA協議会研究集会で発表を担当することになり、「食育」を主題に設定し年間の活動計画に食の知識や意識を高める事業を盛り込んだ。講演会は6月の研修旅行に続く第2弾で、9月には料理教室を開く。

 【写説】鹿田さん(左)の食育講話に耳を傾けるPTA会員=第一小