容器や化粧箱もレトロな雰囲気を演出する「熱海プリン」=田原本町

 観光土産品の企画・開発・卸などを手掛ける同社は以前から、熱海の街中へのスイーツ専門店の出店を検討していたという。田原本町交差点に面した空き店舗を使用できることになり、実現に動き出した。誰にも親しまれるスイーツとしてプリンに着目。オリジナル商品の開発を進めた。

 プリンは“昔懐かしい味”にこだわった「熱海プリン」、マスカルポーネチーズをふんだんに使いなめらかな口当たりに仕上げた「風呂(ふろ)まーじゅプリン」、熱海らしさを表現しようと熱海プリンに源泉で蒸した卵をのせた「温泉玉子プリン」をそろえた。

 熱海プリンは「特製カラメルソース」「だいだいシロップと千年井田塩付き」の2種類、風呂まーじゅはエスプレッソ、ベリー、マンゴーの3種類からトッピングを選べる。ほかにプリンソフトなど3種類のソフトクリームがある。プリンの価格は350~500円。熱海になじみのダイダイ、丹那牛乳、沼津市井田の塩といった伊豆の素材を生かした。

 容器にもこだわり、熱海プリンなどは牛乳瓶のようなレトロなデザインを選び、牛乳受け箱をモチーフにした化粧箱を用意。店舗のデザインもレトロ感を大切にして仕上げた。店長の望月恵さんは「新しいものだけでは一過性になってしまう。新しい要素を取り入れつつも、古いものの良さを伝えていけたらいい」と語った。

 営業時間は午前10時~午後6時。不定休。問い合わせは熱海プリン〈電0557(81)0720〉へ。

 熱海市のJR熱海駅近くに28日、プリン専門店「熱海プリン」がオープンする。長く営業されていなかった店舗を生かして工房と販売コーナーを設け、こだわりのプリンを提供する。運営する「フジノネ」(下多賀)の担当者は「懐かしさや温かさを感じ、旅の思い出になるような商品と場所づくりを考えた。『熱海プリン』が熱海を盛り上げていく一つの起爆剤になるといい」と話す。

 【写説】容器や化粧箱もレトロな雰囲気を演出する「熱海プリン」=田原本町