急傾斜地対策で建設が進むコンクリート造りの待ち受け擁壁=下多賀

 ■本年度末に完成へ 

 熱海市が下多賀小山の住宅地で急傾斜地対策の擁壁工事を進めてる。

 現場はJR伊東線の中野踏切の西側にある市道沿いの急傾斜地で、県指定の土砂災害急傾斜地崩壊危険個所となっている。急傾斜地の下部を走る市道沿線には住宅が建ち並び、市道は生活道路として人と車の往来が多い。対策は地元からの要望もあり、昨年度から2カ年事業で行われている。

 工事は急傾斜地の下部に高さ約3~4・5メートル、長さ85メートルのコンクリート造りの待ち受け擁壁を設置。崩落で生じた土砂を擁壁で受け止め、住宅や道路を守る施設として整備している。事業費は約4200万円で、県補助のほか、付近の土地所有者も一部工事費を負担している。完成は本年度末となる見込み。

 市都市整備課の担当者は「擁壁によって住民の安心感が増し、付近の宅地開発が進められるようになる」と事業効果を説明した。

 【写説】急傾斜地対策で建設が進むコンクリート造りの待ち受け擁壁=下多賀