道路幅が狭く普通車のすれ違いができない今宮神社前の市道。市が本年度拡幅することが決まった=桜町

 ■歩行者多く車すれ違い困難

 熱海市は本年度、桜町の今宮神社前を走る市道南田金山線を拡幅する。車のすれ違いが困難で、地元からの要望が強かった懸案事業。用地取得のめどが付き、年度内の整備完了を目指している。

 住宅密集地を走る同市道は生活道路として車と歩行者の往来が多い。道路幅はおおむね5メートル以上確保されているが、同神社前は約4メートルと狭く、車両通行とともに歩行者の安全にも不安があった。市は10年ほど前から拡幅整備を計画していたが、地主との用地交渉がまとまらず棚上げされてきたという。

 整備事業では小嵐方面に向かって左側の民有地を取得し、石積みの塀を撤去。約31メートル区間にわたって道路用地を1メートル以上広げ、路肩を含めて幅員5メートル超に拡幅する。事業費は総額1080万円。工事期間中も車両と歩行者の通行は確保する。

 市都市整備課の担当者は「付近には市立第二小もあって子どもらもよく通る道路。拡幅は歩行者の安全にもつながる」と話した。

 【写説】道路幅が狭く普通車のすれ違いができない今宮神社前の市道。市が本年度拡幅することが決まった=桜町