元レストランに集まり、会食を楽しむ住民や別荘利用者ら=伊豆山の熱海アビタシオン

 熱海市伊豆山のリゾートマンション「熱海アビタシオン」で3日夜、伊豆山温泉納涼海上花火大会に合わせて交流イベント「花火と宴」が開かれた。別荘利用者と定住者、地元関係者約50人が館内の元レストランなどに集まり、会食と花火見物を楽しみながら交流を深めた。

 建築から半世紀以上を経過した同館では、一昨年から管理組合法人によるコミュニケーションの場と魅力づくりが進められていて、これまでに共用部のバーとトイレを改装し、お披露目会を開いている。今回のイベントは長年使われていないレストラン部分の活用策の第1弾として、理事会の中に設けた活性化委員会が中心となって企画した。

 同委員会で冷やし中華、焼きビーフン、焼き鳥などを用意したほか、住民らがおにぎりや総菜を持ち寄り、会食を楽しんだ。カラオケコーナーも開設し、和やかに花火を待つ時間を過ごした。別荘利用者の90代の女性は「皆さんと顔なじみになる機会があるのはうれしい。年何回か交流する場があるといい」と話した。

 実行委員長の佐藤哲夫さん(70)は「引き続きレストランなど共有部分の活用策を考えて、実現させていきたい。築50年以上がたち、何もしなければ資産価値が下がるだけ。魅力を高めることで、好循環を生み出していけたらいい」と力を込めて話した。

 【写説】元レストランに集まり、会食を楽しむ住民や別荘利用者ら=伊豆山の熱海アビタシオン