熱海市が本年度設けた敬老会開催奨励金の受け付けがこのほど、終了した。地域ごとの実施を勧める制度で、市長寿支援室によると、申し込みは老人クラブ18件、町内会19件の37件。うち老人クラブの1件が、2団体で行う合同の企画だった。

 70歳以上の高齢者が10人以上参加する敬老会に1人当たり2千円を支給する。参加予定人数は最少が12人、最多が85人で、30人台が最も多かった。実施時期は9月が25件、10、11月が各6件。

 用途は飲食代、記念品購入費、入浴料、カラオケ代のほか、演芸会のゲスト出演料もあった。演目はフラダンス、日本舞踊、三味線、落語など。

 全体の予算は300万円で、1人2千円、1500人を想定した。現在1458人で約240万円を見込むが、費用の半分を支援する算定法もあり、総額はまだ確定していない。

 同室の前川美奈子室長は「制度ができたことで新たに始めた団体が、他の団体の企画を問い合わせて来た。地域で何年かぶりに高齢者が集まるという声もあり、新たなコミュニケーションが生まれることを期待する」と話した。