希望で、高齢者のくつに反射材を貼る熱海署員=銀座町の静岡銀行熱海支店

 公的年金支給日の15日、県警は県内各市町の金融機関で、高齢者を対象にした交通事故防止と特殊詐欺被害防止の啓発活動を行った。

 同支給日には高齢者が多く来店する。これまで、特殊詐欺被害防止の広報を行ってきたが、併せて交通事故防止を呼び掛けていくことにした。

 熱海市では銀座町の静岡銀行熱海支店で、熱海署員や交通安全協会熱海地区支部と防犯協会の職員ら7人が、出合い頭の事故や還付金詐欺に注意を呼び掛けるチラシ、靴用の反射材など50セットを配布した。希望する高齢者には署員が靴のかかとに反射材を貼って利用を促した。

 県内の高齢者が関係する交通事故は13日現在で6003件で、前年同期に比べ236件減った。同署管内は52件で8件の減少だった。

 同署交通課の中村詩郎係長は「死亡事故ゼロが600日を超え、県内の市で高齢化率がトップでも事故を減らすことができた。高齢者がからむと重大事故になる可能性が高く、今後も減少に努めたい」と話した。

 【写説】希望で、高齢者のくつに反射材を貼る熱海署員=銀座町の静岡銀行熱海支店