■11月に着任 中小企業を支援

 熱海市は21日、「月収100万円」で公募した市チャレンジ応援センター「A―biz(エービズ)」のチーフアドバイザーに、東京ディズニーランド(TDL)で商品開発に携わった山崎浩平さん(43)に決定したことを市議会9月定例会観光建設委員会で報告した。11月1日に着任し、中小企業の経営改善や商品開発を支援する。

 山崎さんは東京都出身。早稲田大を卒業し、TDLを運営するオリエンタルランドで1日2千万円を売り上げたチョコレートを企画するなど、土産用菓子開発で活躍した。その後、衣料のギャップジャパンに移り、販売促進などで業績改善に貢献した。

 チーフアドバイザーは高い専門性とスキルで中小企業の経営改善や商品・サービス開発を支援する。首都圏を中心に20~60代の男女224人の応募があり、書類選考と面接で山崎さんに決定した。アドバイザーに不可欠なコミュニケーション能力が採用の決め手になったという。山崎さんは市が相談業務を委託する富士市産業支援センターの運営会社イドムと雇用契約を結び、研修を経て市役所を拠点に業務に当たる。

 同委員会ではこのほか、秋の芸術イベント「あたみ湯ったりアートフェスティバル」を今年から「熱海芸術祭」に名称変更し、10月7~22日に開催することを報告した。市観光経済課によると、名称変更は実行委員会関係者から「内容が分かりにくい」との指摘があったため。内容については恒例の薪能、熱海梅園アート・クラフトフェスティバルなどに加え、初日夜に熱海湾岸で大規模な「レーザー&スーパーライトショー」とジャズピアニスト山下洋輔さんのライブを予定している。