図書館の施策に関して意見を交わす図書館協議会の委員たち=市立図書館

 ■予算編成へ意見交換

 熱海市立図書館は24日、館内で第3回市図書館協議会を開いた。職員が予算編成を視野に2018年度に進めたい事業や施策を示し、意見を交わした。図書館サービスの向上に向け、市民の意識を調べるアンケートの実施や、図書館に関わる各種ボランティアの養成を進める方針などを確認した。

 「目指すべき図書館」「市民に足を運んでもらえる図書館」「利用促進・PR策」などに関し、前回上がった意見・提言を整理し、施策を具体的に示した。

 アンケートは、利用者に対して同図書館独自に実施する。同図書館を利用しない人の意見・意識を調べる方策として、委員から「市民アンケートを活用したらどうか」といった声が上がった。

 市教育員会生涯学習課をはじめ他部署と連携した講演会やイベントの開催、生涯学習人材バンクの活用推進、読み聞かせ活動に関して環境整備などの充実を図る。委員からは、同協議会の開催回数を増やすことや、司書の充実などへ要望が出された。また「観光地の図書館として、観光客にも役立つ情報の発信ができたらいい」「『熱海温泉誌』作成のために集めた資料を活用したい」といった意見があった。

 同協議会は図書館長の諮問機関で、前年度末に設置。学校・社会・家庭教育の各関係者、学識経験者、公募による市民で構成している。

 【写説】図書館の施策に関して意見を交わす図書館協議会の委員たち=市立図書館