湯おけを手に商店街を進むミス熱海たち=平和通り

 ■芸妓、ミスら市街地練る。女性有志がたる神輿も きょうまで

 熱海温泉の守り神、湯前神社(熱海市上宿町、雨宮盛克宮司)の秋季例大祭「熱海湯まつり」が30日、開幕し、呼び物の「湯汲み(く)み道中パレード」が盛大に繰り広げられた。熱海温泉の芸妓(げいぎ)衆やミス熱海、神社関係者ら約100人がJR熱海駅前から同神社までの市街地を練り、市民や行楽客の目を引き付けた。まつりは1日まで。

 パレードは、江戸時代に江戸城まで熱海の温泉を運び、将軍に献上した―という故事にちなんだ催し。湯汲み神事で駅前の足湯「家康の湯」の湯口から引いた温泉が瓶子(へいし)やおけに移されると、芸妓衆や巫女(みこ)の衣装に身を包んだミス熱海らが列をつくって運んだ。女性有志が担ぐたる神輿(みこし)も加わった。

 熱海笛伶会の演奏が鳴り響く中、行列が出発し商店街を進むと、行楽客も注目した。カメラを向ける姿があちこちで見られた。

 1日は午後1時から、同神社で献湯祭を行い、天与の恵みに感謝し熱海温泉のさらなる繁栄を願う。2時から「湯祭り絵画コンクール」の表彰式、3時から「ふれあい昔遊び」、4時40分から「湯前福あて」(抽選会)を催す。銀座通りでは湯まつりに合わせて「海辺のあたみマルシェ」(実行委員会主催)が開かれる。

 【写説】湯おけを手に商店街を進むミス熱海たち=平和通り