稲刈り作業を体験する子どもたち=下多賀

 ■食育体験の稲刈り編

 熱海市主催の講座「地元で食育体験」の稲刈り編が30日、下多賀の田んぼで開かれ、市内の親子15組34人が米の収穫作業を体験した。

 米は「ひとめぼれ」で、5月末に同講座の初回参加者が苗を植え、その後「チーム里庭」のメンバーが管理・栽培してきた。実りの秋を迎えて開いた第2回講座では、参加親子がメンバーから鎌の扱い方や稲の刈り方、束ね方を聞いた後、早速作業を開始。子どもたちは扱い慣れない鎌に苦戦しながら、慎重に作業を進めた。

 佐々木花さん(伊豆山小2年)は「稲刈りは初めて。難しいけど楽しい」と話した。初回の田植えにも参加したという谷涼介君(第一小3年)は「植えた時は小さかったのに、大きくなっていてすごいと思った。お米を食べるのが楽しみ」と声を弾ませた。

 刈り取った稲は束ねて、さおに干した。午後からはJAあいら伊豆下多賀支店で、そば打ち体験にも取り組んだ。

 収穫した米は年度内に開く3回目の講座で炊き、味わう予定。

 食育体験講座は4年目で、主食となる米がどのように作られているか、体験を通して学んでもらおうと米作りを取り入れている。市内での米作りは本年度が初めて。

 【写説】稲刈り作業を体験する子どもたち=下多賀