第1回大会で腕を競う常連客たち=中央町のこの指とまれ

 ■認知症予防にも

 熱海市内唯一の健康マージャン専門店として6月にオープンした中央町の「この指とまれ」が、交流や生きがいづくりの場として高齢者の人気を集めている。常連客の多くは65歳以上で、1日20~30人が訪れる。オーナーの鈴木亜樹子さん(71)は「熱海市を元気にする一助となればうれしい」と話す。

 健康マージャンは金銭を賭けない、酒を飲まない、たばこを吸わないを徹底し、競技を楽しむことを重視する。「考える」「指を動かす」「コミュニケーション」など、複数のことを同時に行うことが認知症予防に役立つとされている。同店は「高齢者の多い熱海市で求められる店舗になる」と考え、営業している。

 一人で訪れても老若男女、腕前に関係なく、誰とでも卓を囲んで遊べるという気軽さが人気を呼んでいる。料金も午前の部(10時~午後0時半)は1200円、午後の部(1時~4時)は1500円で遊べることも足を向けやすい理由となっている。10月にマージャンを始めた桜町の嶋田るみ子さん(67)は「新しい生きがいを見つけた。一緒に卓を囲んだ人たちと親しくなること、上達していくことがうれしい」と話す。

 同店では常連客同士の交流を目指した大会も定期的に開催している。このほど開いた第1回大会には20人が参加し、和気あいあいと競技を楽しんだ。同店は「市内だけでなく、市外からも人が集まるような大会を開いていきたい」と競技の普及を目指している。

 第1回大会の結果は次の通り。

 (1)福田賢一(2)滝波利(3)嶋田君子

 【写説】第1回大会で腕を競う常連客たち=熱海市中央町のこの指とまれ