行き先表示器に表示された広報文を披露する渡辺所長(左)=春日町の伊豆箱根バス熱海営業所

 伊豆箱根バス(本社・三島市大場、新宅広樹社長)は21日、熱海営業所が運行する路線バス21台の行き先表示機を活用した交通安全メッセージ広報を始めた。熱海署と協力して行う同社初の試み。市内では東海バスがすでに行っており、営業運転する路線バス2社が足並みをそろえた。

 広報は回送運転時に車両前面と側面にある行き先表示機に、午前中は「熱海市交通死亡事故ゼロ継続中」、午後から「早めのライントオン」、夜間には「夜間は反射材の着用」を表示する。広報は当面続け、メッセージ内容は同署と相談しながら変えていく。

 春日町の同社熱海営業所では同日、熱海署員を迎えてお披露目が行われ、渡辺一弘所長が「地域の交通安全啓発に貢献したい」と話した。同署の渡辺淳交通課長は「市民や観光客の目に入る。ありがたい」と感謝した。

 同市では20日時点で交通死亡事故ゼロが725日続いており、県内市部で最長記録を更新している。

 【写説】行き先表示器に表示された広報文を披露する渡辺所長(左)=春日町の伊豆箱根バス熱海営業所