斉藤市長(左)から委嘱状を受ける委員=市いきいきプラザ

 ■事務局案元に意見交換

 県の伊豆半島景観形成行動計画の対象エリアに含まれる熱海市の初島地区について市は22日、観光地エリア景観計画を策定する「景観デザイン会議」をいきいきプラザで開いた。委員7人に委嘱状を交付し、委員が事務局案を元に意見を出し合った。

 同会議が開かれるのは5年ぶり。委員の任期(2年)が切れていたため、新たな委員を決めた。NPO法人くらしまち継承機構の伊藤光造理事長が会長に、日本大まちづくり工学科の天野光一教授が副会長に就いた。

 2020年の東京五輪自転車競技開催地決定などを受けて、県の行動計画は伊豆地区の50エリアを景観計画候補策定エリアに指定した。2016年度は「熱海サンビーチ・親水公園・熱海港」など、事業が先行する13エリアで計画を作成し、今回は熱海で2カ所目の「初島」の計画案づくりに取り組む。

 事務局案は住民との意見交換などから「県内唯一の有人離島、360度オーシャンビューの美しい楽園」をタイトルに、看板や周遊道路、空き家の管理、休憩施設の増設、眺望の保全などを課題とした。

 委員から「リゾート楽しんでいる人の様子を見せる景観をもう少し入れる」「リゾートの景観を構成する美しい自然を守る」「観光客を増やすための目線で考える」などの意見があった。

 来年2月に次回会議を開き、本年度中に策定したい考え。熱海の景観計画策定エリアは他に糸川・初川、熱海駅がある。

 【写説】斉藤市長(左)から委嘱状を受ける委員=熱海市いきいきプラザ