■公募し60本上映 来年夏4日間 「日本版ハリウッドに」

 熱海市は来年6月28日~7月1日、国内外の未公開映画を集めた「熱海国際映画祭」を初開催する。国際映画祭として名高い韓国の「釜山国際映画祭」、フランス・パリの「ECUヨーロッパ映画祭」と姉妹提携し、約3千本の未公開作品の公募と、優秀作品60本の市内上映を想定。映画製作者と配給会社の商談もサポートし、本県初の本格的国際映画祭を目指す。

 27日に市役所で開いた定例会見で発表した。説明によると、複合型映画館を運営する「イオンシネマ」、有料多チャンネル放送サービスの「スカイパーフェクトTV!」と実行委員会を組織し行う。実行委の構成は増える可能性があるという。

 計画によると、釜山、ECUの協力を得て国内外から未公開作品を募集。映画界関係者の審査で優秀作品約60本を選び、市内のホテルや公共施設など15カ所程度に設けたスクリーンで一般向けに有料上映する。期間中には製作者と配給会社の商談会、映画製作のノウハウを伝える映画セミナーも開催し、映画界のビジネスマッチングを支援する。コンクール部門では大賞など各賞を選んで表彰する予定という。同市が拠出する事業費は500万円。

 期間中の有料入場者は2千~2500人を見込んでいる。料金や上映会場は未定。詳細は12月4日に東京都千代田区の日本記者クラブで発表する。

 会見で斉藤栄市長は「『ADさん、いらっしゃい』(市ロケ誘致・支援事業)の効果もあり、熱海で行われるロケは増えている。映画祭をきっかけに熱海を日本版ハリウッドにしたい」と述べた。

 国内では東京、京都、夕張の国際映画祭が有名。同市では2009年に映画に親しむイベント「熱海映画祭」を1度開催している。