V字回復を遂げた熱海市の観光の今を紹介する斉藤市長(左から2人目)=大分県別府市の別府国際コンベンションセンター

 ■「船にターゲットを」

 熱海市の斉藤栄市長はこのほど、姉妹都市の大分県別府市で開かれた温泉シンポジウム「別府ONSENアカデミア」に出席し、宿泊客数のV字回復を遂げた熱海の取り組みと今後の観光活性化策を紹介した。

 温泉の新たな魅力を探り、可能性を国内外に発信するシンポジウム。2年目の今年は温泉と健康をテーマに、鈴木大地スポーツ庁長官、世界遺産・英国の温泉地バース市の市長をはじめ関係各界の有識者らによる講演、温泉の健康増進効果や観光地としての課題を話し合う会議などを2日間にわたって行った。

 全国の有名温泉地の首長8人が顔をそろえた2日目の温泉会議でパネリストを務めた斉藤市長は、温泉と観光の関係について「市民に浸透させる方策を追求したい」などと説明。観光地の課題に関してはクルーズ船誘致に触れ「地元経済に資する船やヨットにターゲットを絞ることも必要」と主張した。

 【写説】V字回復を遂げた熱海市の観光の今を紹介する斉藤市長(左から2人目)=大分県別府市の別府国際コンベンションセンター