協力してしめ飾りを作る氏子総代の役員ら=下多賀の津島神社

 熱海市下多賀の津島神社氏子総代(渡辺勉総代長)は24日、同神社で正月用のしめ縄飾りを作った。

 総代の役員や協力者ら13人が参加した。地域では水田が少ないため、田方地区から取り寄せたわらを使った。社務所の2階から下ろしたロープに最初の束を縛り、3等分したわらをねじりながら、三つ編みを延長していった。ベテランの参加者が「わらは右巻きに、三つ編みは逆の左巻きにする」など指導した。

 境内には台所の神の荒神を祭る竈(かまど)神社と天神社があり、本殿用の3・2メートルのほか、2・3メートル、1メートルの3本を仕上げた。

 渡辺会長は「各家庭でしめ飾りを作る習慣がなくなり、わらをなうといった基本を知る人も少なくなった。伝統を受けついでいくのは大変」と話した。

 【写説】協力してしめ飾りを作る氏子総代の役員ら=熱海市下多賀の津島神社