■「最高の結果に満足」

 第68回全国高校駅伝競走大会・男子の部が24日、京都市で開かれ、熱海市立泉中出身の鈴木芽吹君が所属する佐久長聖(長野県)が優勝した。1年生の鈴木君は6区(5キロ)を走り、2位からトップに上がりアンカーにたすきを託し、優勝に大きく貢献した。鈴木君は家族を通じ「都大路を走ることを目標に1年間頑張ってきた。最高の結果に満足している」と喜びを語った。

 鈴木君は2位でたすきを受け取ると、2・8キロ付近で先頭の倉敷(岡山)の選手を追い抜いた後、少しずつ差を広げ2位と18秒差でたすきを渡した。

 父勝浩さんは「1年生ながらチームに貢献する走りをしてくれて本当に良かった。応援してくれた多くの人に感謝している」と話した。

 鈴木君は小学4年から中学3年まで、伊東市の伊東ジュニア陸上クラブで練習していた。同クラブの稲本多津郎監督は「テレビで見ていて、倉敷の選手と並んだ段階でまだ力を残していると感じた。大舞台での活躍はわがことのようにうれしい」と喜びを語り、「熱海、伊東から全国で活躍する選手が出たことは誇らしい。後輩たちにも鈴木君のように全国に羽ばたいてほしい」と話した。

 鈴木君は昨年、県市町対抗駅伝競走大会に熱海市代表として出場し、区間賞を受賞した。1月に広島市で開かれた第22回都道府県対抗駅伝競走大会で県代表として出場。4人を抜き去る活躍で5位入賞に貢献した。