思い思いに“地面の絵”の制作に取り組む子どもたち=第一小

 ■「地面に地面の絵描こう」

 熱海市で3月に開催の美術展覧会「アタミ・アート・ウイーク(AAW)」に出展する美大生たちが27日、第一小の放課後児童クラブ「エンゼルクラブ」でワークショップを催した。テーマ「地面に地面の絵を描こう!」の下、子ども約70人が学生たちと一緒に絵を描いたり、木の葉や枝、小石を貼り付けたりと思い思いに表現活動を楽しんだ。

 「僕らの七日間解放区」と銘打ち、地元の子どもたちとの共同制作による企画展を予定する多摩美大2年の西田光さん(21)、神谷絢栄さん(同)が同級生とともに実施した。グラウンドに、模造紙9枚をつなぎ合わせた“でかい紙”を用意。子どもたちに地面を表現する方法を問い掛け、技法を提案した上で制作に取り組んだ。

 筆だけでなくほうきやボールを使って色を塗る男児や、マンホールのふたや地面の柄を写し取った紙を、学生と相談しながら貼り付ける女児もいた。飯嶋颯太君(4年)は「たくさんの人と一緒に絵を描いたのは初めて。皆で色を混ぜ合ったりして楽しかった」、小浜美月さん(同)も「いろいろなものを自由に描けた」と満足そうに話した。

 西田さんらは「子どもたちのパワーは想像以上だった」と振り返り「AAWに向けてワークショプを重ねていきたい」と語った。

 AAWは市内の空き家や空き店舗を会場に、美大生や有志が作品展示やワークショップなどを繰り広げるアートイベントで、6回目は3月17~25日に開く。約30人が出展を予定している。

 【写説】思い思いに“地面の絵”の制作に取り組む子どもたち=第一小