羽子板の展示作業に当たる大谷さん(右)=中央町の熱海芸妓見番歌舞練場

 ■見番で「饗宴」展 芸妓踊りと“共演”

 熱海市中央町の熱海芸妓(げいぎ)見番歌舞練場で元日から、公演「湯めまちをどり 華の舞」に合わせて、日本画家大谷まやさん(64)=同市泉=の羽子板展「新春の饗(きょう)宴」が開催される。正月にちなんだ題材などを描き、金箔(ぱく)やプラチナ箔を施した華やかな羽子板9点を展示し、芸妓衆の踊りと“共演”する。

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 見番での新春の羽子板展は6年目。浮世絵「東姿源氏合乙女」をパロディー化し、女性に抱かれた犬に昨今のペット事情を表現した新作「犬の幸せ」をはじめ、花見を楽しむ女性を描いた「花の宴」、風神・雷神図のパロディー「風神」など、ユーモアや風刺を込めた作品を出展する。

 正月準備が進む見番で28日、夫でアートディレクター・額装家の中瀬慎一郎さん(60)と共に展示作業に当たった。大谷さんは「新春の華やかな雰囲気の中で、日本画の絵の具の美しさも感じてもらえたらうれしい」と話した。

 1月の「華の舞」公演は1、2日と土・日曜日の午前11時から。観賞料は1500円(茶、菓子付き)。開場は午前10時半で、羽子板展は公演の前後に見学が可能。「華の舞」の問い合わせは同歌舞練場〈電0557(81)3575〉へ。

 【写説】羽子板の展示作業に当たる大谷さん(右)=中央町の熱海芸妓見番歌舞練場