政広の多彩な作品が並ぶ館蔵品展=沢田記念美術館

 熱海市立沢田政広記念美術館は、「館蔵品展」を開いている。彫刻家・沢田政広の多彩な表現を紹介する新春恒例の企画で、同館の所蔵品の中から木彫、油彩画、墨彩画、リトグラフ、陶皿、張り子など57点を選び、一堂に展示している。

 第5回帝展で特選に入った政広の出世作の木彫「銀河の夢」をはじめ、木彫やブロンズの「大聖不動明王」といった立体に加え、「弥勒菩薩(みろくぼさつ)」「聖観世音菩薩」などの色彩豊かな墨彩画や油彩画も並べた。

 夫と2人でゆっくり鑑賞した函南町の木村君代さん(67)は「年を重ねても創作を続け、1本の木から木彫作品を作っていることにも感動した」と話した。

 同展は4月22日まで。月曜休館だが、隣接する熱海梅園の「梅まつり」期間(1月6日~3月4日)は無休で、梅園の入園券で入館できる。

 問い合わせは同美術館〈電0557(81)9211〉へ。

 【写説】政広の多彩な作品が並ぶ館蔵品展=熱海市の沢田記念美術館