地元観光関係者に迎えられて2番ホームに入線する四季島=田原本町のJR熱海駅

 ■乗客17組34人を歓迎

 JR東日本が運行する周遊型豪華寝台列車「トランスイート四季島」が31日午後、熱海駅にお目見えした。営業運転で四季島が本県入りするのは昨年5月の運行開始以来初めて。年越し1泊2日で四季島の旅を楽しむ乗客17組34人が熱海市の観光関係者の出迎えを受け、しばしの熱海観光を楽しんだ。

 四季島が入線した2番ホームでは斉藤栄市長、中島幹雄・市観光協会長、熱海芸妓(げいぎ)らが「ようこそ、温泉の街熱海へ」の横断幕を広げて列車と乗客を歓迎。鉄道ファンや観光客も詰め掛け、斬新な車両デザイン、窓からのぞく豪華設備に目を見張った。

 乗客の1人で母親と参加した大阪府東大阪市の会社員高木由利子さん(34)は「親子で列車の旅は初めて。車内は素晴らしく、皆さんニコニコ顔です。これから熱海を満喫します」と笑顔で語った。乗客はこの後、バスでMOA美術館に移動し日本美術を鑑賞。夕方、同駅で再び四季島に乗り込み、次の訪問地・神奈川県三浦半島に向かった。

 四季島は始発と終着が同じ駅で列車の旅そのものを楽しむクルーズトレイン。10両編成で定員わずか34人。1泊2日から3泊4日の臨時列車として運行され、今回は31、1日の1泊2日で東京・上野を発着駅に静岡、神奈川、千葉、茨城各県を周遊している。

 【写説】地元観光関係者に迎えられて2番ホームに入線する四季島=田原本町のJR熱海駅