ユリカモメの周りを泳ぐクロサギの群れ=渚町の糸川河口

 ■20センチ超、海晴橋下などに数百匹

 熱海市渚町の糸川河口に体長20センチを超す魚の群れがとどまり、熱海港を散策する観光客の目を引いている。

 第1工区と第2工区のデッキに架かる海晴橋の下に多く、11日の状況で数百匹ほど。流線型の体で、大きいもので25センチほどある。

 県水産技術研究所伊豆分場(下田市白浜)へ写真で照会したところ、銀色の体色、紡(ぼう)すい型の体型、背びれの縁が黒い特徴などから、沿岸の砂地などにすみゴカイなどを食べるクロサギとみられた。幼魚は夏から秋にかけて、汽水域に入ってくることもあるが、20センチを超す成魚が集まる例は聞かないという。

 魚の数は徐々に減っているが、3連休中日の7日は2倍近い魚がおり、橋からのぞく観光客から「うじゃうじゃいる」「何この魚」などの声が聞かれた。

 【写説】ユリカモメの周りを泳ぐクロサギの群れ=渚町の糸川河口