観梅客に石碑のいわれを説明する熱海まち歩きガイドの会の会員(左)=熱海梅園

 熱海梅園の梅まつり(3月4日まで)に合わせ、熱海市内の二つのボランティア団体が園内外で案内活動を繰り広げている。「熱海まち歩きガイドの会」と「梅園ジャカランダ遊歩道を美(み)守る会」で、メンバーたちは「熱海の魅力を伝えたい」とPRに力を入れる。

 ■まち歩きガイドの会 梅園の歴史、石碑説明

 熱海まち歩きガイドの会(疋田和歌子代表、会員45人)は、熱海梅園内の無料ガイドを同まつり期間中、毎日実施する。平日は3人、週末は5人が待機し、要望に応じてガイドに当たる。梅園の歴史や梅の種類、石碑などを説明しながら約40分かけて園内を巡る。

 好天に恵まれた13日、都内から妻と2人で訪れて案内を受けた男性(56)は「まだ梅の見頃には早かったけれど、いろいろと説明を聞き梅園を楽しめた」と満足そうに話した。

 無料ガイドは9年目。疋田代表は「熱海の観光に協力しているというプライドを持って活動している。お客さまに熱海にまた来たい、住みたいと思ってもらえるように、梅園と熱海の良さを伝えたい」と力を込めた。

 ガイドは午前9時半~3時に随時受け付ける。観光パンフレットの配布、手荷物の預かり(有料)も担う。

 ■ジャカランダ遊歩道美守る会 観光パンフを配布

 梅園ジャカランダ遊歩道を美守る会(峯野喬造会長、会員24人)は梅まつり期間の土・日曜日に、JR来宮駅構内で観光案内活動を行っている。メンバーが交代で出て、熱海梅園までの道案内や梅まつりのPRのほか、市内の観光案内に当たる。

 駅構内にブースを特設し、各種観光パンフレットやチラシを並べる。今年は梅園の梅の開花状況を知らせる掲示物を用意した。

 英語をはじめ中国、フランス、スペイン、インドネシアの各国語が堪能なメンバーがいることから、外国人観光客にも対応する。

 峯野会長は「外国人観光客が年々増え、各国語での対応は喜んでもらえる」と手応えを語り「熱海に来たお客さまが困らないように、短時間で正確に伝えることを心掛けていきたい」と話した。

 同会の案内時間は午前9時~午後3時半。3時までは手荷物の一時預かりも行う。

 【写説】観梅客に石碑のいわれを説明する熱海まち歩きガイドの会の会員(左)=熱海梅園

 【写説】パンフレットを配りながら観光案内に当たる梅園ジャカランダ遊歩道を美守る会のメンバー=JR来宮駅