口内の雑菌から発症する誤嚥性肺炎などについて解説した健康講座=東海岸町の国際医療福祉大学熱海病院

 ■70人、口腔ケア学ぶ

 熱海市東海岸町の国際医療福祉大学熱海病院でこのほど、第45回健康講座が開かれ、市民や利用者ら約70人が、誤嚥性(ごせんせい)肺炎などを予防する口腔(こうくう)ケアについて学んだ。

 定期的に開いている一般向け無料講座。同大准教授で、歯科口腔外科医の大橋一之さんが「口腔ケアについてのお話」をテーマに講演した。

 大橋さんは「食べることは命」と語り、加齢と栄養不足、体力低下によって食物をかみ砕いて胃に運ぶまでの「嚥下(えんげ)機能」が低下して起こる高齢者の誤嚥性肺炎と、死亡率上昇の因果関係を紹介。「口の中を常にきれいにしていくことで高齢者の発熱も減少する」とのデータを示し、日々の口腔ケアの重要性を説いた。参加者は興味津々の様子で講演に聴き入った。

 【写説】口内の雑菌から発症する誤嚥性肺炎などについて解説した健康講座=東海岸町の国際医療福祉大学熱海病院