斉藤市長に除幕した銘板について説明する駒嶺会長(右)=上宿町の大湯間欠泉

 熱海ライオンズクラブ(駒嶺洋会長)が制作し、熱海市に寄贈された初代駐日英国公使ラザフォード・オールコックのレリーフの除幕式が23日、上宿町にあるオールコックゆかりの大湯間欠泉で行われた。会員と市幹部ら約30人が出席して同クラブ創立60周年記念事業として行われた寄贈と除幕を祝い、当時の熱海の村人がオールコックに示したもてなしの心を胸に刻んで熱海の発展に努力していくことを確認した。

 オールコックは幕末の1860年、外国人として初の富士登山の帰りに熱海に立ち寄った。この際、愛犬トビーが大湯間欠泉の湯に触れて死に、村人が手厚く葬ったことに感激したと伝えられている。レリーフは同クラブが創立40周年記念事業として1998年に制作し、渚町の親水公園の一角に設置した縦47センチ、横30センチのブロンズ製。今回、60周年記念で本来あるべきゆかりの地に移そうと、高さ120センチ、幅60センチのステンレス製の銘板に仕立て直して大湯間欠泉を管理する市に寄贈した。

 除幕式で駒嶺会長は「オールコックにまつわるおもてなしの心を後世に伝えたいとの思いで作ったレリーフ。ライオンズクラブも奉仕をモットーに活動しており、今後もホスピタリティーを大切にしていきたい」とあいさつ。このあと、関係者がレリーフを除幕し、お披露目した。斉藤栄市長は「オールコックがほほ笑んで見える。大切に管理する」と礼を述べた。

 【写説】斉藤市長に除幕した銘板について説明する駒嶺会長(右)=上宿町の大湯間欠泉