梅見の滝のしぶきが凍り、植物に伸びるつらら=梅園町の熱海梅園(午前9時40分ごろ撮影)

 ■滝の水しぶき凍る

 今季最強の寒波の影響から、熱海市網代で21年ぶりとなる最低気温、氷点下2・3度を観測した。早咲きの梅や桜が楽しめる市内でも氷や霜柱が目立つなど、各地で厳冬期の風景が広がった。

 過去の1月の網代の観測データで、氷点下2・3度は1997年1月22日に並び7番目に低い記録だった。最も低かったのは39年1月6日の氷点下3・1度。

 梅園町の熱海梅園では、中山晋平記念館前や韓国庭園の池などが凍ったほか、同庭園前の斜面など、各所で霜柱が長く伸びた。

 初川沿いにある梅見の滝では、周辺の植物に掛かった滝の水しぶきが凍り、つららができた。長いものは20センチほどあり、植物の葉や枝を包んで複雑な形を見せた。

 梅園の管理委託を受けるシルバー人材センターの会員によると「朝、中山晋平記念館の水道が一部凍り、しばらく水の出が悪かった。ここ16年はなかったこと」「滝のしぶきが凍るのは、見たことがない」などの話が聞かれた。

 静岡地方気象台の週間天気予報によると、寒気による寒さは27日ごろまで続き、28日以降は最低・最高気温とも平年並みに近づく見込み。

 【写説】梅見の滝のしぶきが凍り、植物に伸びるつらら=梅園町の熱海梅園(午前9時40分ごろ撮影)