約140人が出席した創立50周年記念式典であいさつする牧野会長=熱海のホテル・ニューアカオ

 ■ 久間元防衛相が講演

 熱海市自衛隊協力会の創立50周年記念式典が28日、熱海のホテル・ニューアカオで開かれた。設立に関わった市消防団、熱海纏(まとい)会、周辺市町の協力会の関係者ら約140人が伊豆地区で最初に誕生した同会の節目を祝い、今後も自衛隊と連携して地域の安全・安心確保に努めることを誓った。

 斉藤栄市長、川口健市議会議長、勝俣孝明衆院議員が来賓として出席した。あいさつで牧野克昭会長は「昭和42年12月、市消防団と纏会の会員によって設立され、自衛隊行事への参加、消防団員の規律訓練や防災訓練への自衛官派遣などの相互関係を構築し、地域防災力の向上に努めてきた。本会を次の世代に確実に継承したい」と述べ、協力関係にある自衛隊静岡地方協力本部、陸上自衛隊駒門駐屯地第1戦車大隊に感謝状を贈った。

 続く祝賀会では豆州網代太鼓、三味線奏者小森高正さんによる津軽三味線、熱海芸妓(げいぎ)の「湯めまちをどり華の舞」が50周年に花を添えた。

 式典に先立って行われた記念講演では、第2次橋本内閣で防衛庁長官、第1次安倍内閣で初代防衛大臣を務めた元衆院議員の久間章生氏が「これからの日本」の演題で講演した。久間氏は核開発で孤立する北朝鮮問題について「どんな圧力をかけても歯を食いしばって耐えるだろう」との見立てを説明。北方領土問題を抱えるロシアとの関係では「まずは日ロ平和条約を結ぶべき」との持論を語り、隣国との友好関係構築を主張した。

 【写説】約140人が出席した創立50周年記念式典であいさつする牧野会長=熱海のホテル・ニューアカオ