熱海市が津波避難路として落石対策工事を行っている市道伊豆山浜3号線=伊豆山

 ■市、落石防護ネット設置など 

 熱海市が、津波避難ビルに指定している伊豆山の「ホテルニューさがみや」裏手の市道伊豆山浜3号線を津波避難路として整備している。

 整備箇所は熱海ビーチライン沿いに建つ同ホテルの横から裏手を抜ける幅員の狭い歩行者専用区間約30メートル。海岸付近の住民や観光客の避難路と位置付けられているが、片側は切り立った急傾斜地で、一昨年には倒木も発生し、落石防止対策が急務となっていた。

 工事では老朽化した落成防護柵を撤去し、新たに金属製の落石防護ネットを設置。一部区間は斜面にコンクリートを吹き付け、土砂の崩落を防ぐ。事業費は約1千万円。工事は大詰めを迎え、来月中には完成し、道路の供用を再開する運びという。

 市都市整備課の担当者は「工事が終われば、津波避難路として高台に避難する市民や観光客の安全を確保できるようになる」と話した。

 【写説】熱海市が津波避難路として落石対策工事を行っている市道伊豆山浜3号線=伊豆山