議員の役割と権限について研さんした合同議員研修会=昭和町の起雲閣

 ■機能強化や役割、責任 

 熱海・伊東両市議会は30日、合同議員研修会を熱海市昭和町の起雲閣で開いた。元全国都道府県議会議長会事務局次長の鵜沼信二さんを講師に迎え、議会の機能強化、議員の役割と責任について研さんした。

 両市議会が合同で研修会を行うのは初めて。熱海からは川口健議長ら12人、伊東からは井戸清司議長ら17人が参加した。あいさつで川口議長は「人口減少、公共施設統廃合、税収減など自治体は課題が山積し、議会の一層の機能強化が求められている」と述べ、議員に発奮を促した。

 「地方議会・議員の役割と権限―期待される機能発揮を目指して―」の演題で鵜沼さんは「大して仕事をしていないのに多額の報酬を得ている」などと議員を誤解する人が多い現実を指摘。原因は「直接選挙で選ばれた住民代表である議員が説明責任を怠っているため」と述べ、役割と使命を再認識するよう求めた。議会の機能強化に向けては徹底した議論、常任委員会所管事務調査の充実、公聴会や参考人制度を活用した住民参加の推進、会派単位の政策提言の実施などを挙げた。

 参加した市議は要点を熱心にメモを取るなどしていた。

 【写説】議員の役割と権限について研さんした合同議員研修会=昭和町の起雲閣