古式にのっとり包丁とまな箸で巧みにタイをさばく大月会長=春日町のKKRホテル熱海

 ■巧みにタイさばく

 熱海睦調理師会は6日、設立40周年記念と新会長就任披露の懇親会に合わせ、初の「包丁式」を熱海市春日町のKKRホテル熱海で行った。新たに会長に就いた大月博さん(52)=伊東市寿町、八幡野温泉郷・杜(もり)の湯きらの里総料理長=が古式にのっとってタイを手際よくさばいた。

 雅楽が響く中、「刀主」の大月さんは烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿で登壇。右手の包丁、左手のまな箸を巧みに使い、まな板の上のタイに触れずにさばくと、切り身を「喜」の文字に並べた。来賓や会員は厳粛な雰囲気の中で進む儀式に見入った。

 続く懇親会で、大月さんは「お客さまに満足していただける料理とサービスの提供を第一に考え、会員の技術研さん、資質の向上を目指す。この40周年が飛躍の場となるようにまい進していく」と決意を述べた。勝俣孝明衆院議員、斉藤栄・熱海市長らが祝辞を述べた。

 同会は伊豆各地の調理師約70人が所属している。

 【写説】古式にのっとり包丁とまな箸で巧みにタイをさばく大月会長=春日町のKKRホテル熱海